【ホープフルステークス】大上賢一郎の見解 確勝級の実力がある馬を本命に指名

クロワデュノール
クロワデュノール

 【中山11R・ホープフルステークス】2戦2勝クロワデュノールが本命。デビュー前は、調教の走り、陣営のコメントなどを総合し、この馬に“ワンペース”的なイメージを抱いていた。実際、新馬戦は逃げたアルレッキーノ(2着)を2番手でマークしながら、先に手綱が動いたのはこちら。ただそこからが圧巻だった。残り400メートルで先頭に立つと、ゴールまでグイグイ伸びて2馬身半差。北村友騎手は「切れ味勝負になると分が悪いと思った」と早仕掛けの理由を話したが、後半1000メートルで11秒台が5つ並んだレースラップを難なく抜け出した持続力は想像以上だった。

 2戦目の東京スポーツ杯2歳Sは5か月ぶりの実戦でプラス24キロ。斉藤崇調教師から「良くなっているところかなという感じ」と、かなり率直な談話が出たが、レースでは追い出して、ややもたつきながらも完勝。ポテンシャルの高さは隠しようがなかった。

 今回は1週前、当週ともに栗東・CWコースで抜群の追い切りを消化。右回りのコーナリングも問題なさそうだ。調教後の体重は12キロ減と絞れ、ここは確勝級の期待。

 小回りで前進ピコチャンブラックと、1週前よりも直前の動きに良化が見られたアイビーS組を2、3番手に据える。馬連(6)―(15)(18)(3)(12)(16)(1)(7)(4)。(大上 賢一郎)

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