ドウデュースが社台SSに到着 馬房はイクイノックスの隣

社台スタリオンステーションに到着したドウデュース(カメラ・古谷 剛彦)
社台スタリオンステーションに到着したドウデュース(カメラ・古谷 剛彦)

 2022年の日本ダービー馬で、今年の天皇賞・秋とジャパンCを連勝したドウデュース(牡5歳、父ハーツクライ)が12月27日昼、けい養先の社台スタリオンステーション(社台SS)に到着した。有馬記念を出走取消となった後、現役を引退し、来年から同SSで種牡馬入りする。

 同SSの徳武英介場長は「ハーツクライは晩年、スピードのある繁殖牝馬と配合したなかで、サリオスとドウデュースのような朝日杯FS優勝馬が出ました。ドウデュースは、サンデーサイレンスやトニービンにない筋肉の量が相当備わっており、天皇賞・秋で見せた上がり3ハロン32秒5はケタ違いのパフォーマンスだったと強く印象に残っています」と評価した。

 現役時代に日本ダービーでワンツーだったイクイノックスとは馬房が隣に。徳武氏は「コントレイルやイクイノックスとはタレント性の違う、猛々しい走りを見せていたドウデュースには、強豪相手に突き抜ける産駒の誕生を期待しています。ダートも含めたあらゆるカテゴリーで活躍馬を送り出すような、総合点の高い種牡馬だと感じています」と大きな期待を寄せた。

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