◆第9回ターコイズS・G3(12月16日、中山・芝1600メートル、良)
3~6歳の牝馬16頭によるハンデ戦は単勝1番人気でクリストフ・ルメール騎手騎乗のフィアスプライド(牝5歳、美浦・国枝栄厩舎、父ディープインパクト)が勝った。
勝ち時計は1分32秒7。2着には逃げて粘り込んだ8番人気のフィールシンパシー(横山琉人騎手)。6番人気で今回が引退レースのミスニューヨーク(ミルコ・デムーロ騎手)が3着だった。
大野拓弥騎手(ライトクオンタム=5着)「出たポジションでリズムを取ってレースしてほしいとのオーダーでした。そういうレースができて、しぶとく走り切ってくれました」
北村宏司騎手(サーマルウインド=6着)「前に壁をつくりたかったが、そういう形にならず、気持ちを使ったぶん、脚を繰りだせなかった」
津村明秀騎手(アナザーリリック=7着)「初速が遅くなっていて、マイル戦も考慮し、腹をくくって後ろから運んだ。体も絞れていたし、内からいい脚を使ってくれた」
横山武史騎手(ヒップホップソウル=8着)「返し馬から具合の良さを感じました。左にもたれる面はあるけど、厩舎サイドでうまく仕上げてくれて、だいぶ改善していました。ポジションを取りたいと思ったが、スタートの一歩目でバランスを崩し、ペースも遅く、うまくかみ合いませんでした」
三浦皇成騎手(ルージュスティリア=9着)「3~4コーナーでのめっていたし、エンジンがかかるのに時間がかかった。中山はあまり向いていないのかもしれません」
鮫島克駿騎手(コナコースト=10着)「最初のコーナーで5、6頭ぶん外を回らされそうだったので下げたが、ペースが落ち着いて、外、外を回らされた。枠順(15番)、展開が厳しかったです」
浜中俊騎手(サウンドビバーチェ=15着)「追い切りで時計は出ていたが、(7か月の)休み明けで中身はもうひとつだった。今日は仕方ないです」