京都メインの日経新春杯はサヴォーナで参戦します。デビュー戦からコンビを組ませてもらい、芝の長い距離で活躍を見込んでいるキズナ産駒。今後の飛躍へ大事な4歳初戦です。
前走の菊花賞は5着。課題のスタートが決まらず、結果的に前半の位置取りが悪くなったのが痛かったです。それでも早めに仕掛ける形で、いい脚を長く使ってくれました。春に「良くなるのは来年かな」と感じていた中で、神戸新聞杯(2着)も含めた秋2戦は、いい意味で予想を超える走りを見せてくれました。
今週は栗東・坂路の最終追い切りにまたがりました。時計的にも動けていましたし、少し余裕があった体もきっちり仕上がってくるはず。3か月ぶりとしては不満のない状態で臨めます。
今回は1コーナーまでたっぷり距離がある京都の2400メートル。促せば前に行ける器用さも備わっていますし、ある程度はポジションを取っていこうと考えています。ここでタイトルを取らせてあげて、一緒に大きな舞台を目指していくつもりです。(JRA騎手)
【京都】
1R・カンカール B
5R・オオナミコナミ B
6R・カズトシクン B
9R・ショウナンアデイブB
11R・サヴォーナ A
12R・ヴァンルーラー C
(本紙評価)