1月14日の京都3R・3歳新馬(ダート1400メートル、16頭立て)は、武豊騎手が騎乗した1番人気の外国産馬ディスタントスカイ(牡、栗東・角田晃一厩舎、父アンクルモー)が好位から直線で抜け出して初陣を飾った。勝ち時計は1分26秒3(良)。
好発を切ったが、その後はややフワフワとした走りで、鞍上が促す場面もあった。しかし、直線でしっかりと脚を伸ばして抜け出してみせた。1馬身1/4差の2着に3番人気のアスタールテニウム(団野大成騎手)が入り、さらに頭差の3着に9番人気タッカーバレット(北村友一騎手)が続いた。
今年の3勝目を挙げた武豊騎手は「返し馬から周りを気にしていたので、競馬であまり進んでいかなかった。能力はかなりあると思うので、それでも勝ってくれましたね」と振り返った。
角田調教師は「掛からないので、距離を延ばすなら早いほうがいいかもしれない。1600メートルか1800メートルか、馬の状態をみて考えます」と笑顔だった。