3月9日の中山2R・3歳未勝利(ダート1200メートル=16頭立て)は、先週デビューした長浜鴻緒(こお)騎手が手綱を執った4番人気のグリントリッター(セン3歳、美浦・深山雅史厩舎、父ダノンレジェンド)が好位追走からしぶとく伸びて勝利。長浜騎手はデビュー4戦目でうれしい初勝利を飾った。勝ち時計は1分11秒5(重)。
東の新人1番星に輝いたのは長浜鴻緒騎手だった。道中はよどみない流れを2番手で追走。直線では1番人気に支持されたモリノセピアとのマッチレースとなったが、ゴール前で決着をつけた。鞍上は「先週が惜しい競馬(2着)だったので、今週こそは勝ち切りたいと思って乗りました。(モリノセピアの)津村騎手に負けないという気持ちで追って、最後まで馬が諦めずに走ってくれました。たくさん勝てる騎手になっていきたい」と、初勝利の喜びとともに意気込みを語った。