【阪神9R・ゆきやなぎ賞】ショウナンラプンタが接戦制し2勝目 鮫島克駿騎手「もっと上を目指せる馬」

ショウナンラプンタ(左)がインコースから差し切り勝ち(カメラ・高橋 由二)
ショウナンラプンタ(左)がインコースから差し切り勝ち(カメラ・高橋 由二)

 3月9日の阪神9R・ゆきやなぎ賞(3歳1勝クラス、芝2400メートル=7頭立て)は、3番人気のショウナンラプンタ(牡3歳、栗東・高野友和厩舎、父キズナ)が首、首差の接戦を制し2勝目を挙げ、ホープフルS7着からの巻き返しに成功した。勝ち時計は2分27秒9(良)。

 少頭数の長距離戦らしく流れはスロー。それでも中団でしっかり脚をため、ラスト3ハロンは33秒4。直線は狭いスペースをこじ開けるようにはじけた。前走では道中で折り合いを欠き、4コーナーでは左に大きく膨れるなど気難しい面も見せたが、この日は解消。「厩舎と一丸となって、何度の調教に携わって課題の修正に取り組んで来た。それが今日、実った。もっと上を目指せる馬」と鮫島克駿騎手。「ただ、課題が全くなくなった訳ではないので、修正に取り組んでいきたい」とさらなる成長に期待を込めた。次走は未定。

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