【阪神11R・阪神大賞典】4歳から9歳まで、6世代のスタミナ自慢が顔をそろえた。G1馬のいないここは実績十分の◎ディープボンドを信頼する。天皇賞・春で昨年まで3年連続2着、このレースも21年から《1》《1》〈5〉着。長丁場への適性の高さは疑いようがない。昨年は勝負どころで急激にペースアップする不得手な展開で0秒5差なら、格好はつけたと言える。
近2走は大敗したが、放牧を挟んでリフレッシュを完了。新コンビとなる岩田望騎手が栗東・CWコース3週続けて追い切りにまたがり、本来のダイナミックなアクションが戻った。
3歳春は4、5月だけで4戦。叩き良化のイメージがあったが、年齢を重ねて間隔を空けた方が走りの内容が良くなっている。自分から動いていける外寄りの枠も好材料。復活の重賞5勝目をつかむ。
テーオーロイヤルは長期休養明けを使いつつ良化し、前走は着差以上の完勝だった。3000メートル超では《1》〈3〉〈2〉《1》着と安定。互角の勝負が期待できる。4歳馬サヴォーナは今が伸び盛り。叩いた上積みも見込め、立ち回りひとつでV争いが可能だ。