◆第84回桜花賞・G1(4月7日、阪神競馬場・芝1600メートル)=4月2日、栗東トレセン
セキトバイースト(牝3歳、栗東・四位洋文厩舎、父デクラレーションオブウォー)は、チューリップ賞2着で桜切符をゲット。開業4年目で初G1制覇に挑む四位調教師は、騎手時代に20回騎乗。2007年のウオッカなど2着4回と桜花賞制覇には手が届かなかった。トレーナーは「春はここが目標なので、スタートを出たところでリズム良く流れに乗れれば」とレースをイメージした。
桜花賞の権利取りがかかっていた前走は、10キロ減の442キロで“勝負駆け”に成功。「しっかり絞っていった。今回もキープできている」と仕上がりは上々。豊富なキャリアと6戦1勝、2着4回の安定感で好勝負に持ち込む。