こんにちは、山本です。今日は栗東からのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪
さて、突然ですが事件です。現在、栗東の宿泊施設で大規模なエアコン工事が行われています。部屋にコードをつないだりなど大変な工事だとは思いますが、実は２週ほど前のこと。Ｓ社のＳクンの部屋に全く見たことのない他人の所有物が大量に入っていたというのです。いやね、誰のか分からんモノが部屋に置いてあるなんて気持ち悪いったらありゃしない。とはいえ、そんなことも笑い話にして、酒を飲んだりしていたのですが…。
で、昨日です。そのＳクンと下の食堂で飲んだ後、戻った部屋の一角に見たことのない大量のジャンパーやタオルなどが積まれているんですよ。何じゃこりゃと思って、触ってみると、随分と埃をかぶっている。そう、我が部屋にも襲ってきたんですよ。誰のか分からん荷物攻撃。カチンときたワタクシは午後１１時前から荷物の搬出作業です。部屋前に「ゴミ」を次々と重ねたんですが、まぁ、イラだってたんでしょうね。近い部屋のＮ社のＯクンから「昨夜、うるさかったすね」とのクレームが出るほど、外に投げて出しましたからね、怒りにまかせて。ということで、業者さんのせいか分かりませんが、一体どうなっているのやら。怒りは続いております。
ということで、そろそろ本題へ。今日も栗東からのナマ情報をお伝えしましょう。
まずは須貝厩舎。ゲート試験合格後も栗東にいるジェゼロ（牡、父サートゥルナーリア、母ラルケット）は今日、追い切りで初めてＣＷコースに入れたようですね。実は追い切る前に話を聞いていて、開幕週のマイルあたりを使うのかなと思っていたんですが、「じっくりやっていきたいと思っている」とのことで、京都で使ったとしても後半になるんじゃないかな、という雰囲気です。「距離に融通は利きそう」とのことで、また予定などは聞いておきます。
ゲート試験に合格したリアライズオーラム（牡、父オルフェーヴル、母オリヒメ）は一度放牧へ。「オルフェの子供で、洋芝の函館あたりで使ってみたい」とのことで、北海道デビューが視野に入っています。あと、何度か書いているウィルサヴァイヴ（牝、父アルアイン、母クラシックリディア）も近いうちに入厩予定。「いい馬場で走らせたいタイプ。マイルぐらいかな」とのことで、この馬はゲート試験合格後も栗東で調整するかもしれないです。あと、血統的にソダシの弟ということで注目を集めるエスタア（牡、父モーリス、母ブチコ）は６月には栗東に入ってくるような感じでした。
続いては藤岡厩舎。こちらは現在、栗東にワンモアスマイル（牡、父ブリックスアンドモルタル、母ワントゥワン）が入っています。近親にジュエラー、ワンカラットがいる、おなじみの血統ですね。「いいよ。上（ワンダイレクト）の方がお母さんに似ているけど、馬はこちらの方が断然いい」と藤岡調教師は手応えを感じています。このお父さんで、距離適性という面がどう出るかですが、かなり楽しみにしているような感じでしたね。
藤岡厩舎の２歳馬情報を続けます。今年のラインアップ、まだ入っていない馬にも気になる存在が多い。まずはスルースウェイ（牝、父モーリス、母ラヴァリーノ）です。全兄にＧ１馬のジャックドールがいますね。春の段階の話では「体形的にコロンとしていたのが、ここにきて大人びていい体格になってきました。現時点で兄と比較するのはかわいそうですが、それでもだいぶ似てきましたね。いいと思います」とのことで、良化度を感じ取っていたようです。夏デビューを目指したいようですが、お兄ちゃんも成長曲線は緩やかでしたし、ここからの変化にも注目したいですね。
もう一丁、モーリス産駒でスイモアマイモ（牝、父モーリス、母ワイドロータス）ですね。こちは兄にオープン馬のノルカソルカがいます。「母の産駒の中ではこれまでで一番いいかも。牝馬ですが馬っぷりもすごくいいですね。モーリスで重たさもなく、素軽い感じが出ています」。こちらはマイルあたりまでかなとのことですが、それで牝馬なら十分でしょう。さらにスピードを磨き、デビューを迎えてほしいところです。
今日の最後はルアスカリーン（牝、父イスラボニータ、母アンヴァル）です。馬主は社台ＲＨ。祖母アルーリングボイスなど早めに結果が出る血統です。「初子で少し小さめですが、血統的に馬体の大きさはあまり関係ないですし、スピードはかなりありそう」と分析します。早めの始動が視野に入っていて、小倉２歳Ｓを目指すぐらいの雰囲気のようです。
ということで、今日はここまで。また、明日です。ではでは
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