令和6年春の叙勲において、旭日小綬章を受章したJRA元調教師の橋田満氏(71)の記念セレモニーが5月18日、京都競馬4レース終了後のウイナーズサークルで行われた。
橋田氏は1983年に30歳で調教師免許を取得し、85年に開業。2012~14年、16~22年に日本調教師会会長、名誉会長を務め、23年に定年引退するまで98年の宝塚記念(サイレンススズカ)、99年の日本ダービー(アドマイヤベガ)、05年の天皇賞・春(スズカマンボ)など、G1・11勝を含むJRA通算744勝の成績を残した。
橋田氏は「それぞれの馬が一生懸命走ってくれて、うまくタイミングが合ったときには1着になることができました。その中で、こうしてファンの皆様方の心に残っていただける馬がいたということは、非常にうれしく思っております」と喜びの表情。「日本の競馬はもう世界の中でリーダーシップを取っていくところに近付いていると思います。これからもどうぞ競馬をよろしくお願いいたします」とファンへメッセージを送った。