京都11R・平安ステークス・G3・馬トク激走馬=ハピ
22年チャンピオンズC3着後に横山典弘騎手が発した「肝が据わっていて、ブエナビスタみたい」の言葉が忘れられない。当時の466キロの馬体から20キロほど増やし、近走、馬格の迫力が増してきた。
昨年後半は爪の不安でみやこSを回避するなど順調さを欠いたが、その後は安定の立ち回りで3着以内を外さず。芝へのチャレンジは不発に終わったが、ダートなら見直しが必要だ。
中間は2週連続で今回をコンビを組む菱田騎手を背に追われ、1週前より順当に活気が出た直前の追い切りにコンディションの良さが見て取れた。天皇賞・春の競走中止後の一戦だが調整に狂いはなく、久々の勝利に視界良好。