6月16日の函館5R・2歳新馬(芝1200メートル=7頭立て)は、抜群のスタートから先手を奪ったニシノラヴァンダ(牝2歳、美浦・奥平雅士厩舎、父サトノアラジン)が、最後まで後続を寄せ付けずに4馬身差をつけて楽勝した。勝ち時計は1分9秒3(良)。
直前に降り始めた雨の中をスピード十分に駆け抜けた。スタートで他馬を置き去りにして1、2馬身のリードを取ると、直線ではさらに差を広げて、4馬身引き離した。永野猛蔵騎手は「スピードがあるし、今週芝で追い切った感じで反応も良かった。成長の余地もあるし、初戦を無事に終えられて良かった。時計もいいし、楽しみです」と、調教でつかんだ好感触そのままにデビューVをつかんだ。
永野騎手は早くもこの日の3勝目。「全部逃げ切りですけど、勝利するのは大事。これからも頑張りたい」と笑顔で意気込んだ。