【京都5R・2歳新馬】ソフトバンク柳田は馬主デビュー即Vならず 所有馬ゴッドヴァレーは3着

トータルクラリティ(右)がゴール前でラトラース(中)を競り落とす。柳田選手所有のゴッドヴァレー(左)は3着(カメラ・高橋 由二)
トータルクラリティ(右)がゴール前でラトラース(中)を競り落とす。柳田選手所有のゴッドヴァレー(左)は3着(カメラ・高橋 由二)

 6月16日の京都5R・2歳新馬(芝1600メートル=10頭立て)でプロ野球・ソフトバンクの柳田悠岐選手(馬主名Y’sレーシング)が馬主デビューを飾った。ゴッドヴァレー(牡、栗東・渡辺薫彦厩舎、父アルアイン)は単勝4番人気に推されていたが3着。初戦で勝利をつかむことはできなかった。

 道中は序盤から好位の内側を追走。直線でもしぶとく上がり3ハロン34秒2の末脚を繰り出したが、1着のトータルクラリティ(北村友一騎手)、2着のラトラース(川田将雅騎手)からは少し離される形になった。

 騎乗した岩田望来騎手=栗東・フリー=は「センスのいい競馬をしてくれる。前も取れたし、スロー(ペース)に持ち込んだ。非力だけど、このまま成長していってくれたら。初戦はいい内容だった」と振り返った。

 柳田選手は現2歳が競走馬を所有する最初の世代。6月30日には函館芝1800メートルでセイフウサツキ(牡2歳、栗東・松永幹夫厩舎、父サトノクラウン)が武豊騎手=栗東・フリー=でデビューする予定になっている。

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