6月16日の函館メインの11R・UHB杯(3歳上3勝クラス、芝1200メートル=16頭立て)は、単勝10番人気のマメコ(牝5歳、栗東・武英智厩舎、父リヤンドファミユ)が2番手追走から抜け出して勝利を収め、オープン入りを決めた。勝ち時計は1分8秒8(良)。
5Rまでに3勝を挙げた絶好調男・永野猛蔵騎手の勢いが止まらない。10番人気の伏兵を好位2番手にリード。直線で早めに抜け出すと、後続の追撃を半馬身差でしのぎ、自身初となる同日4勝の固め打ちを決めた。永野騎手は「スタートだけうまく切ろうと思っていて、内から主張する馬がいたので2番手で。4角の手応えは怪しかったけど、手応えより頑張ってくれるイメージを持っていた。手前を替えてから、もうひと伸び。よくしのいでくれました」と充実した表情を見せた。
これでJRA通算98勝。来週の函館競馬で区切りの勝利を目指す。