23日函館5R・芝1200メートルでデビューするヤンキーバローズ(牡2歳、栗東・上村洋行厩舎、父エピファネイア)は、函館競馬場で何度もその名前を耳にするほど評判がいい。
栗東滞在時から動きの良さが目立っていたが、函館・Wコースで追い切られた19日もエラトー(3歳2勝クラス)を2馬身追走して、余力十分に併入。輸送のダメージはなく、デビュー戦を迎える。黒野助手は「栗東でかなり速い時計が出ていた。能力がありそうで、完成度が高い。追い切りは、やればいくらでも時計が出そう。雰囲気がいいし、初戦向き」と手応え十分。
母は15年のファンタジーSを制したキャンディバローズで、2歳上の姉も2歳から活躍。この時期から期待ができる血統になっている。