プロ野球・ソフトバンクの柳田悠岐選手(馬主名Y’sレーシング)の所有馬セイフウサツキ(牡2歳、栗東・松永幹夫厩舎、父サトノクラウン)が6月30日の函館5R(芝1800メートル)でいよいよそのベールを脱ぐ。鞍上は競馬界のレジェンド武豊騎手=栗東・フリー=で初戦から期待は大きい。
25日は函館の角馬場で調整した後、Wコースを軽快に1周半周回して、追い切り前日の調整を終えた。額田助手は「トレセンに入厩当時は成長を促すためにゲート試験の後は、放牧に出してと思っていたんですが、動きが良かったのでそれなら使おうということになりました。性格はすごく真面目。学習能力も高い。馬体のシルエットもきれいですね」と手応えを感じ取る。
伯父にジャパンダートダービーなど交流重賞3勝のビッグウルフがいるように血統背景も魅力。同助手は「血統もしっかりしているし、楽しみです」と期待感を口にする。
Y’sレーシング所有のゴッドヴァレーが16日の京都5Rで3着。初白星を逃しただけに同馬が初Vを届けるか、注目だ。