もうすぐ攻勢(栗東)

リアライズオーラム
リアライズオーラム

 こんにちは、山本です。今日は実に久々となる梅田の会社でのパッチパチ。ではでは、行ってみましょうか♪

 さて、今朝は早朝に栗東から帰還(単なる前夜の飲み会のためですが…)。実は午前6時の出発前、車のガソリンが底をついている状態で、高速道路に入る前に給油をしなければいけない状態でした。まぁ、栗東=競馬=早朝の町、と勝手に思っていたので、ガソリンスタンドなんてどこも開いてるだろうと呑気に構えていたのですが、それが甘かった。栗東インターのすぐ横にあるスタンドは寂しく無人ですし(元々、セルフですが…)、その近くにある2店舗も午前7時開店とか書いている。「これはヤバい…」と焦るオッサン。何とか国道沿いに一軒見つけるまで、恐らく10分ほどなんですけど、妙に長かったなぁ。

 さらに高速道路です。午前6時台なんでスイスイと流れていたんですが、滋賀を抜け、大阪を抜けようとする直前に前方で各車がブレーキ→ハザード→突然の大渋滞です。事故かな。ここまでは考えます。しかし、視界が開けてみると、確かにトラックがバランスを崩していますが、車の部品と思われるものや積荷の数々が道路中に広がり、まともに通れる進路がない。なるべく大きな落下物を避けながら、慎重を期したドライビングで何とか通過。ということで、午前7時半には帰宅&会社へ向かったのですが、朝から神経をすり減らすようなドライブはホントに良くない。今、会社でドッと疲れが全身を駆け巡っています。

 ということで、そろそろ本題へ。明日の競馬を中心に見ていきましょう。

 まずは函館5R。須貝厩舎のリアライズオーラム(牡、父オルフェーヴル、母オリヒメ)が登場します。こちらは栗東にいる時、須貝調教師のジャッジが少し慎重になりかけた時期もあったのですが、「向こうにいってから、動きが良くなったよ。パワーがあるし、初戦から動けるタイプじゃないかな」と手応え。確かに身のこなしなどはパワフルですよね。鞍上は本日、函館2歳Sを制している佐々木Jと勢いにも乗りたいところです。

 須貝厩舎の話題を続けます。先日の更新で少し触れた7月27日の札幌でデビュー予定のアルテヴェローチェ(牡、父モーリス、母クルミネイト)。実は今週のCWコースでジェゼロ、ショウナンバルドルといったセレクト3億円ホースたちが相手だったのに、明らかに目を引く動きを見せたのです。時計も確認した須貝師は「覚えといた方がいいぞ」とニヤリ。実はセレクトセールで自らが見つけた馬なんですよね。「いいマイラーの体つきをしているし、力強さも瞬発力もある。いい馬だよ」と手応えを深めているようでした。

 その併せた2頭も悪くないんですよね。8月4日のデビューが決まっているジェゼロ(牡、父サートゥルナーリア、母ラルケット)は「今日が初めてだったし、周りが動き過ぎただけ。質の高い併せ馬だったからね。まだ、体の使い方を分かっていない面もあるし、レースは先だから」と笑顔で説明していました。ショウナンバルドル(牡、父ブリックスアンドモルタル、母アウェイク)に関しては、まだ使う競走を決めずに仕上がり次第で、1800メートルあたりのレースを選ぶ考えです。

 8月10日の札幌芝1500メートルを佐々木Jで予定しているクリノメイ(牝、父オルフェーヴル、母クリノエリザベス)も「洋芝が合いそう。しっかり走れているし、バランスのいい馬だよ」と笑みを浮かべます。あと、8月4日の新潟芝マイル(牝馬限定)ではウィルサヴァイブ(牝、父アルアイン、母クラシックリディア)も戸崎Jでデビュー予定。もう栗東に戻ってきています。須貝厩舎の夏攻勢、もうすぐ始まりそうです。

 続いては小倉の新馬。5Rの芝2000メートルに出走するのが友道厩舎のグティ(牡、父アドマイヤマーズ、母ベルスリーブ)です。友道調教師のジャッジは何度か書いてきたので、今日は大江助手の話を書きましょう。「入厩当初は体が幼かったですが、エサを食べるので、徐々に乗り込み量を増やしました。へこたれずに、気持ちの面の幼さもなくなってきましたね。長く脚を使わせたいタイプで、初戦はこの距離でいいと思います」とのこと。友道師もそうでしたが、徐々に評価を上げてきた印象で、力を出せそうな雰囲気です。

 斉藤崇厩舎のセンツブラッド(牡、父ルーラーシップ、母サマーセント)は重賞Vのお母さんも管理していた縁の深い血統。手綱を執る幸Jは「いい動きをしています。折り合いもつくし、気性も素直。距離も問題ありません」とかなりの手応えを持っているような感触でしたよ。しかし、斉藤崇厩舎は今日の小倉JRA2歳レコード勝ちしたアメリカンビキニ(牝、父American Pharoah、母パリスビキニ)で2歳世代3勝目。勢いあります。

 続く6Rは西園正厩舎のオニマル(牡、父ビッグアーサー、母ゾファビー)に注目でしょう。西園正調教師が「調教がすごかったよ」と笑顔で話しかけてきてくれました。「攻め馬駆けするビッグドリーム相手に先着だからね。うなっていたよ。ゲートさえ五分なら、ぶっちぎってもいいかもね」と冗談っぽい言葉が口を突くほどの手応えです。あと、厩舎ゆかりの血統になるレーヌドフルール(牝、父モーリス、母フルールシチー)は先ほど須貝厩舎のウィルサヴァイブで書いた新潟2週目の芝マイルを視野に調整しているようです。「かかる馬ではないし、マイルがもつようなら選択肢も広がる。フルールシチーの子供の中では体が一番いいよ」と話していました。

 さ~て、疲れているのか、ペース配分が全くできず、まだ書いてない情報が一杯あるのに終わりのお時間です。ということで、特別に明日もやります。久々の日曜更新。恐らく、正午前後にアップします。ちょっとだけ、お待ちください。では、ネット限定「厳選馬」をどうぞ。

福島1R・1ナムラトロム(ふらふらしながらも差を詰めた初戦の末脚を評価。脚はあり)

 続いては「馬券王への道 延長戦」をどうぞ。

小倉3R・3ペプチドセーヌ(B装着、内枠、減量起用。ここが勝負でしょう)

小倉4R・16ホットハートビート(陣営が良化を感じる。吉村Jも「ゆったりした距離が合いそう。十分に動けていました」と手応え)

函館3R・1ハイボーン(岩田康Jが「前回は位置取りが…」と悔しがる。上村師も「未勝利なら」と期待)

函館12R・7アンビバレント(前回は詰まって、まともな競馬にならず。スムーズなら)

福島11R・7トーセンローリエ(とにかく前に行く馬がいない。先行力&地力あるこの馬がいきなり)

 今日はここまで、また明日です。ではでは

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