【南相馬特別・イシゴーの特注馬】充実ぶりうかがえるライクアフラワー 叩いた上積み加えてひと押し利く

2走前に浄土平特別を制したライクアフラワー(左)
2走前に浄土平特別を制したライクアフラワー(左)

◆南相馬特別(3歳上1勝クラス、7月20日、福島・芝1200メートル)

 障害を主戦場とする石神深一騎手が2走前(浄土平特別)に約11年ぶりの平地勝利を飾った時のパートナー、ライクアフラワー(牡4歳、美浦・松永康利厩舎、父アメリカンペイトリオット)に注目したい。

 今回が4戦連続の福島・芝1200メートル参戦となる。ひと息入れた昇級戦の前走は、馬体重が過去最高となるプラス14キロ。さすがに余裕残しに映ったが、それでも縦長の隊列の4番手から運び、最後の直線で見せ場をつくる上々の内容だった。叩いた効果と充実ぶりに加え、現状で最適の舞台。今回はもうひと押しが利くはずだ。(石行 佑介)

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