【クイーンS】新人最多17勝ジョッキーが同期に「負けたくない」 モズゴールドバレルに手応え

高杉を背に併入するモズゴールドバレル(手前)(カメラ・高橋 由二)
高杉を背に併入するモズゴールドバレル(手前)(カメラ・高橋 由二)
追い切りを終えて笑みを浮かべる高杉(左は藤岡佑)(カメラ・高橋 由二)
追い切りを終えて笑みを浮かべる高杉(左は藤岡佑)(カメラ・高橋 由二)

◆クイーンS追い切り(24日・札幌競馬場)

 第72回クイーンS・G3(28日、札幌)は、モズゴールドバレルが当地の芝コースで併せ馬。手綱を執ったルーキーの高杉が重賞初制覇へ意気込んでいる。

 初コンビのルーキー・高杉を背にモズゴールドバレルが躍動した。札幌・芝コースでロードトレイル(3歳1勝クラス)を3馬身半追走。直線で強めに追われると、外から鋭く末脚を伸ばし併入した。ラスト1ハロンは11秒5をマークし(5ハロン68秒6)、仕上がりの良さをアピール。鞍上も「負荷がかけられたし、しまいの反応もしっかりしていた」と手応えを口にした。

 新人最多の17勝を挙げる高杉は、先週が騎乗停止期間だったため今週末が札幌初騎乗。前開催の函館でリーディング7位の9勝(トップは13勝の横山武)を挙げ、5勝で14位だった同期の長浜が「札幌では高杉くんに勝ちたいですね」と名前を挙げるなど注目の的だ。本人も「同期で勝っているジョッキーは気にしているし、負けたくない」と気合十分。4度目の重賞挑戦で、人馬ともに初制覇を狙う。

(角田 晨)

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