【中山3R・2歳未勝利】突き抜けたパースウェイドが勝ち名乗り クリストフ・ルメール騎手「上のクラスに行ける」

初勝利を飾ったパースウェイド(左)(カメラ・荒牧 徹)
初勝利を飾ったパースウェイド(左)(カメラ・荒牧 徹)

 9月7日の中山3R・2歳未勝利(ダート1800メートル=12頭立て)は1・7倍の1番人気に支持されたパースウェイド(牝2歳、美浦・中舘英二厩舎、父ナダル)が、直線でしっかりと脚を伸ばして3馬身半差の完勝。2戦目で初勝利を手にした。勝ち時計は1分55秒7(良)。

 デビュー戦は出遅れたが、今回は五分のスタート。道中は先団5、6番手を追走し、直線では早めに抜け出した2頭を余力十分に捕らえて突き抜けた。クリストフ・ルメール騎手は「いいスタートを切って、ずっと楽だった。ジワジワ伸びてくれたし、この距離なら上のクラスに行ける」と高評価。中舘英二調教師も「スタートを出てくれたし、今日は盤石の競馬。1角で挟まって心配したけど、クリアしてくれた」と期待通りの走りに笑顔だった。

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