◆第60回小倉記念・G3(8月11日、中京競馬場・芝2000メートル、良)
サマー2000シリーズ第3戦のハンデ重賞は12頭立てで行われ、川田将雅騎手が手綱を執った1番人気でハンデ57キロのリフレーミング(牡6歳、栗東・鮫島一歩厩舎、父キングヘイロー)が重賞初制覇を飾った。川田騎手は昨年のエヒトに続く連覇で通算3勝目。来年2月で定年となる鮫島調教師は2017年のタツゴウゲキ以来の2勝目となった。勝ちタイムは1分56秒5のコースレコード。2着は4番人気で56キロのコスタボニータ(坂井瑠星騎手)、3着は2番人気でトップハンデ58・5キロのディープモンスター(浜中俊騎手)だった。
団野大成騎手(ヴェローナシチー=4着)「以前より大人っぽくなっていたと思います。ハンデも軽かったですし、一発狙っていたけど、少し時計が速すぎました。まだ休み明け感があったので、使ってよくなりそうです」
幸英明騎手(セントカメリア=5着)「折り合い重視の競馬をしました。厩舎がしっかりやってくれて、折り合いは付きやすかったです。しまいもしっかり伸びているし、あとは展開ひとつかなと思います」
永島まなみ騎手(グランスラムアスク=6着)「スタートは出てくれましたが、周りが速くてあのポジションになりました。しまいはジリジリ脚を使っていたので、番手あたりで競馬ができればよかったです。申し訳ないです」
吉田豊騎手(レッドランメルト=7着)「スタートで寄られてだめかと思ったけど、切り替えました。この頭数でも流れてくれましたし、ロスなく勝ち馬の後ろで運べた。最後は切れ負けかな」
菊沢一樹騎手(ファユエン=8着)「勝ち馬と同じ位置にいたけど、この馬には馬場が速すぎました。時計のかかる馬場なら違うと思います」
西村淳也騎手(シルウスコルト=9着)「初めて乗りましたが、返し馬で具合はよさそうに思いました。2着馬を見ながらでしたが、4角でいっぱいいっぱいに。これをいい経験にして、パワーアップしてくれれば」
古川吉洋騎手(メモリーレゾン=10着)「レコードで時計が速すぎた。4角まではいい感じでロスなく回ってこられたけど、最後は一気に脚がなくなってしまいました。休み明けでしたからね」
酒井学騎手(テーオーシリウス=11着)「最近はハナに行っても行きっぷりがよくなかったけど、今日はブリンカーで返し馬から雰囲気はよかった。ただ、ブリンカーが効きすぎて、(ハミが)抜けるところがなかった。力んでいたけど、ブリンカーで行く気になるのはいいこと。気持ちは切れていないし、道具を工夫してどこかではまれば」
和田竜二騎手(コスモカレンドゥラ=12着)「時計が速かった」