こんばんは、坂本です。今日は美浦トレセンからお届けします。
ちょっと今日はばたついていますので、前置きを飛ばしていきなり本題へいきます。私が札幌出張に出かけていたぶん、ご無沙汰になってしまいましたので、国枝厩舎の話題を一気にいきます。まず新馬勢からルージュナリッシュ(牝、父ドレフォン、母レッドラヴィータ)は、9月15日の中山・新馬戦(牝馬限定、芝1600M)に横山和生騎手で予定しています。左前の骨瘤もあって7月中旬に放牧に出ていましたが、8月9日に帰厩して同15日にゲート試験に合格。そこからは不安なく乗り込めているそうです。国枝調教師は「良さそうだよ。気がいいね。反応が良すぎるところもあるけど、動けるということじゃないかな」と、トーンは良かったですね。今年の中山記念を勝ったマテンロウスカイの半妹という血統です。
そしてオブシディアーナ(牝、父ナダル、母ファイナルドリーム)は、9月28日の中山・新馬戦(牝馬限定、芝1600M)を目指しています。祖母スティールプリンセスは、仏重賞勝ち馬です。9月5日は美浦・Wコースで併せ馬を消化しています。国枝師は「馬格もあるし、全体として合格点。まだメンタルの部分で物足りないところがあるけど、今週やって、来週はしまいの反応が変われば」と評価しています。
サマースピリット(牝、父Invincible Spirit、母Midsummer Fair)も、9月21日の中山・新馬戦(芝1600M)を視野に入れています。母は小島太厩舎で12年のフローラSを制していますね。指揮官は「距離がもつ気もするけど、とりあえず1600Mくらいから」とイメージしています。ルックフォラスター(牝、父エピファネイア、母サウンドオブハート)も、4回中山開催中のデビューを目指しています。母は13年の阪神牝馬Sの勝ち馬という血統です。
またブルーメサイア(牡、父エピファネイア、母フロンテアクイーン)は、8月29日にゲート試験に合格して、9月5日に美浦・坂路で古馬相手に併せ馬をやりました。母は同じ国枝厩舎所属で19年の中山牝馬Sを勝っています。「今週、坂でやったけど、(デビュー時期は)来週以降の動きを見てになるけど、悪くないよ。動けていたね。フロンテアの最初の頃の気の高ぶりと比べると、想像していたよりもおとなしい。男馬だから変わってくると思うけど、楽しみだね」と語っていました。
そしてネット記事にもアップしましたが、ガルダイア(牡、父エピファネイア、母アステリックス)が9月5日に帰厩しました。10月6日の東京・新馬戦(芝1800M)を目指しており、G1馬アエロリットの半弟という血統馬です。先日、牧場で視察してきたという国枝師は「よかったよ。シュッと気が入るから。男馬らしく余裕のある体が欲しいよね」と、素質を評価しながら成長を期待していました。
そして忘れちゃいけない注目馬のアロンズロッド(牡、父エピファネイア、母アーモンドアイ)は、東京開催での初陣を目指す方向のようです。そしてデビュー2戦目で7馬身差の圧勝で初Vを飾ったアルレッキーノ(牡、父ブリックスアンドモルタル)は、サウジアラビアロイヤルC(10月5日、東京)に向けて牧場で順調に乗り込んでいるそうです。
それでは今日のところはこのへんで。