
【阪神11R・六甲ステークス】◎セオは昨年の都大路Sで、のちに重賞を2つ制しているアルナシームを抑えて勝利している。その後は結果が伴わなかったが、2走前の京都金杯で4着。前走の東京新聞杯も6着とはいえ0秒5差と、ともに先行して粘りをみせた。復調を感じる内容が続く。
26日には、栗東・CWコースでG1馬のベラジオオペラと併せて、6ハロン82秒5―11秒2をマーク。遅れたが、こちらは馬なりでのものだけに全く問題ない。折り合いもついていて、心身ともにいい状態で臨める。阪神ではこれまで6戦して2勝、2着2回と安定して走れている点も心強い。何より、強力な同型馬が見当たらず、マイペースで運べる。リステッド競走なら、58キロでも中心は揺るがないとみる。
ニホンピロキーフは昨年の読売マイラーズC3着が光る。ただ、直線が平坦なコースがベストな馬で、阪神ではまだ勝っていない。最後のひと押しが課題になりそう。2連勝でオープンに上がったレディントンは勢いがあり、センスのいい取り口から昇級しても通用して不思議ない。