9月11日の紫苑S・G3(中山・芝2000メートル)で13着のホウオウイクセル(牝3歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ルーラーシップ)は引き続き丸田恭介騎手とのコンビで牝馬3冠レースの最終戦、秋華賞・G1(10月17日、阪神・芝2000メートル)に向かう。管理する高柳瑞調教師が16日、明らかにした。
ホウオウイクセルは右後肢の飛節を故障し、予定していたオークスを回避。紫苑Sが復帰戦となっていたが、スタートで出遅れ、最後方からの競馬になった。上がり3ハロンはメンバー最速の33秒4の脚で追い上げたが、13着に終わった。「元々ゲートの危うさはあって、それをうまくやってこれていたが、今回は出てしまった」と高柳瑞調教師。牝馬3冠最終戦で、デビューから7戦連続騎乗となる丸田とのコンビで巻き返しを図る。