池添謙一騎手=栗東・フリー=は1月12日の中京10Rでヒルノローザンヌ(牝6歳、栗東・西村真幸厩舎、父キズナ)に騎乗して1着となり、JRA通算1400勝を達成した。初勝利は1998年3月14日の中京5R(タヤスソシアル)で、1万5027戦目での到達。重賞はG1・27勝を含む90勝。セレモニーには武豊騎手=栗東・フリー=も駆けつけ、多くの騎手仲間の祝福を受け、笑顔を浮かべていた。
池添謙一騎手「去年のうちに達成したかったですが、情けないことにできず、今日のうちに達成できてよかった。今年の初勝利でホッとしています。毎年のことですが、まずは一つ勝たないとソワソワします。まず、ここで勝てて良かったです。自分一人では達成できない数字で依頼していただいた関係者や、一緒に頑張ったパートナーがいたからこそ成り立つ数字です。これからも一つ一つ、大事にしっかり乗って、もっともっとうまくなりたいと思います。隣に豊さんがいて恐縮ですが、偉大な先輩を追いかけつつ、後輩たちもうまいですが負けないように。若くはないけど、たくさんの馬に乗せていただいた経験があるので、それを生かしていければ」