【中京11R・淀短距離ステークス】18頭のフルゲートで、かなり難しい競馬になりそう。そこで狙いたいのが◎バルサムノートだ。右回りだと前走のマイルCSのように、内にもたれてしまって競馬にならないが、3走前のリステッド・朱鷺Sでは2番手から抜け出してV。左回りなら力を発揮できる。注目したいのは2走前の富士S。ハナを切って直線半ばまで粘り、5着に健闘した。4着のG1馬セリフォスとは0秒1差、先週の中山金杯を勝ったアルナシーム(6着同着)には先着した。一流のメンバーともいい競馬ができたことは評価できる。
9日の栗東・坂路での最終追い切りは馬なりで53秒9―11秒8と素晴らしい動き。スムーズに発馬が決まるようになった今なら、1200メートルにも難なく対応できそう。先行策からの押し切りを期待したい。
ソンシは初の6ハロン戦だった前走でも2着に好走した。続けて同じ距離なら追走にも余裕が出てきそうで、差し切りも十分。当舞台で重賞を勝ったドロップオブライトは初めて背負う57キロがカギだが、立ち回りひとつで上位争いになる。