【中山11R・フェアリーステークス】ホウオウガイアから入る。前走の百日草特別は最初のコーナーで不利を受けてリズムを崩したのが痛かった。直線で一瞬は見せ場をつくったが、伸び切れなかった原因は距離。マイル投入はプラスに働くはずだ。
中9週と少し間隔は空いたが、12月中旬から丹念に乗り込まれ、8日の最終追い切りは今回からコンビを組む田辺が騎乗。美浦・Wコースで6ハロン84秒9。ラスト1ハロンは11秒3の伸び脚で古馬2頭を相手に併入した。年末年始の難しい調整をクリアし、良好な仕上がりで臨めそうだ。
1歳上の半兄は昨年のスプリングSで2着と健闘したアレグロブリランテ。まだ兄が手にしていない重賞タイトルを妹がつかみ取る。
ミーントゥビーの前走は不利な大外枠に加え、松岡が前日に負傷で急きょ乗り替わり。厳しい条件に加え、G1で相手も強かったなかで直線の脚に見どころがあった。状態は上がっており、主戦の松岡に戻れば反撃は十分。ネーブルオレンジはブリンカー装着後に《1》〈3〉着。マイルも合っており、侮れない。