【中山11R・ニューイヤーステークス】◎トロヴァトーレから入る。前走2着は前に馬を置く形で道中はスムーズに流れに乗り、直線もこの馬なりにしっかり脚は使っていたが、結果的に相手の決め手が上だった。とはいえ、勝ったウォーターリヒトは次戦の京都金杯で2着と好走していたし、オープンでも十分に戦えるめどが立った一戦だった。
年末年始を挟んでの難しい調整だったが、順調にメニューを消化。6日の美浦・坂路では単走で自己ベストを更新する53秒8をマークした。9日の最終追い切りも美浦・Wコースで軽快な動きを披露しており、仕上がりに不安はない。
中山は4戦3勝で唯一の敗戦(6着)はG2の報知杯弥生賞ディープインパクト記念だけ。マイルの距離も《1》《1》〈2〉着の実績。不利な外枠でも勝ち負けに期待する。
ノーブルロジャーの前走は差し馬が上位を占めた展開で4角5番手から0秒3差なら上々。放牧を挟んだが順調で、初コースでも力は足りる。ジューンオレンジは直近2戦で上がり最速をマーク。末脚の確実性が増しており、前が止まる流れになれば一気の差し切りも。