菊花賞(10月24日、阪神・芝3000メートル)に出走するレッドジェネシス(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父ディープインパクト)は10月22日、滋賀・栗東トレーニングセンターの角馬場からCWコースに入り、ゆったりと流した。
今年は阪神コースになるが、2019年に同じ友道厩舎でこのレースを勝ったワールドプレミアと同じ3枠5番からの発走が決定。「いいんじゃないかな。今はゲートも出るし、(ゲート先入れの)奇数でも問題ない」と友道調教師は満足そうな表情を浮かべる。神戸新聞杯から中3週になるが、中間はCWコースで7ハロンと長めに追いながらも、事前発表馬体重は前走からプラス14キロの504キロ。「すぐに(体が)戻ったし、カイバも食べているから、しっかりとやることができた。体の張りもいい感じ。上積みを加えて、臨めると思う」とトレーナーは自身2年ぶりとなる菊花賞勝利へ、確かな手応えを持っていた。