ビアンフェが阪神競馬場で「13R」に合格 スプリンターズSで枠入不良

最終レース終了後にゲート再審査試験を受けたビアンフェ
最終レース終了後にゲート再審査試験を受けたビアンフェ

 スプリンターズS・G1で枠入り不良となったビアンフェ(セン4歳、栗東・中竹和也厩舎、父キズナ)が11月13日、阪神競馬場での全レース終了後に「13R」と呼ばれるゲート再審査を行って合格した。

 ビアンフェは藤岡佑介騎手=栗東・フリー=を背に12R後に馬場入場。スタンド前のゲートの中に問題なく入って駐立し、無難にスタートを決めて合格となった。

 同馬は10月4日から11月2日まで出走停止となっており、停止期間満了で、この日に発走調教再審査を受けた。ゲート内の枠入、駐立、発走が悪い馬に課せられ、改善が見られないと競馬場まで連れて行って、この「13R」に合格しないとレースには出走できない。

 2000年の皐月賞でスタート直前に立ち上がって騎手を振り落としたラガーレグルスが、東京競馬場でゲート再審査を受けたケースなどがある。

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