【桜花賞】クラシック初取材、水納愛美記者が武豊騎手直撃!「子供の頃から好きなレースだった」

ウォーターナビレラと桜花賞に挑む武豊
ウォーターナビレラと桜花賞に挑む武豊

◆第82回桜花賞・G1(4月10日、阪神・芝1600メートル)

 桜花賞は、3歳牝馬にとって一生に一度の晴れ舞台です。昨秋から中央競馬担当となり、初めての予想だった有馬記念で3連単7180円を的中させた水納愛美記者が、初めてのクラシックを取材。全3回のコラム「THE F1RST CLASSIC~はじめてのクラシック」でお届けします。初回は武豊騎手に疑問をぶつけました。

 競走馬にとって一生に一度の戦い、「クラシック」がいよいよ始まる。競馬記者歴半年の私は、今回が初めての桜花賞取材。サラブレッドの頂上決戦といえばダービーだが、牝馬限定レースに“ダービー的存在”はあるのか。素朴な疑問として、武豊騎手にぶつけてみた。

 「そこは突出した感じはないね。距離が全然違うから」。明確な答えが返ってきた。桜花賞からオークスでは距離が1.5倍になり、両方を勝つには高い万能性が求められる。そのため、各馬の適性に沿ったレースが最大目標になるのだろう。

 しかし、武豊騎手はこう続けた。「でも、桜花賞は子供の頃から好きなレースだった」。何が心をひきつけるのか。「華があって、彩り鮮やかで。クラシック第1弾っていうのもわくわくする。桜の花が咲いて、若い乙女たちが走る。きれいだよね」。春らんまんの季節に行われる、クラシックの開幕レース。ダービーが“競馬の祭典”なら、桜花賞は“競馬の華”だ。

 阪神競馬場の桜は、先週の時点でもう満開だった。散っていく桜に代わって花を咲かせるのは、どんな一頭だろう。クラシックの幕開きに、胸が高鳴る。(水納 愛美)=つづく=

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