土曜、日曜、月曜の東京、阪神の3日間開催の新馬戦は計13鞍。外厩別ではチャンピオンヒルズが3勝、ノーザンファームしがらき、ノーザンファーム天栄が2勝ずつを加算し、相変わらずの好調を維持している。
【10月10日・阪神4R、2歳新馬、芝1400メートル、重馬場=12頭立て】
◆スーパーアグリ(牡、栗東・矢作芳人厩舎、父リオンディーズ、母クラシックリディア、母の父ハービンジャー)452キロ、馬主=三木正浩、生産牧場=ノーザンファーム
【血統】父はアナザーリリック、テーオーロイヤルの重賞ウィナーを出している。祖母はマイルCS勝ち馬ブルーメンブラット(牝、父アドマイヤベガ)。
【レースVTR】軽く気合をつけ、先行馬の直後。4角を回って直線は前3頭の外に進路をとった。外のコスモエポラールにいったん前に出られたが、ラストで振り切り、1馬身1/4差をつけた。勝ち時計は1分22秒2。
【コメント】坂井瑠星騎手「非常に真面目な馬で、センスのいい走りをしてくれました。しっかり馬の後ろで我慢をして競馬ができました。内容は良かったと思います」
【将来性】★★★ ※矢作調教師「前向きさと操縦性があり、枠を生かしてソツのない優等生の競馬ができました。(適性は)マイル以下だと思います」と話した。
【先週の新馬勝ち上がり外厩(放牧牧場)一覧】
イニッツィオ ◇ 8日4R東京ダ1300(軽種馬育成調教C)
タイセイクラージュ◇ 8日5R東京芝1800(ノーザンファームしがらき)
ビヨンドザヴァレー◇ 8日6R東京芝1600(社台ファーム)
レッドヒルシューズ◇ 8日5R阪神芝1600(チャンピオンヒルズ)
コンティノアール ◇ 8日6R阪神芝1800(ノーザンファーム空港)
ネイビースター ◇ 9日4R東京ダ1600(ノーザンファーム天栄)
ミッキーカプチーノ◇ 9日5R東京芝2000(チャンピオンヒルズ)
エコロアレス ◇ 9日3R阪神ダ1400(チャンピオンヒルズ)
マルカシャルマン ◇ 9日5R阪神芝1800(グリーンウッド)
シンリョクカ ◇10日5R東京芝1600(KSトレーニングC)
ロミオボス ◇10日6R東京芝1400(山元TC)
スーパーアグリ ◇10日4R阪神芝1400(ノーザンファームしがらき)
グランヴィノス ◇10日5R阪神芝2000(ノーザンファーム天栄)
【2021年の外厩別2歳新馬戦勝ち上がり=かっこ内は連対率】
1 ノーザンファームしがらき 37勝(31・2%)
2 ノーザンファーム天栄 36勝(32・1%)
3 山元トレーニングセンター 20勝(19・5%)
4 チャンピオンヒルズ 17勝(19・2%)
5 吉澤ステーブルWEST 14勝(21・4%)
6 大山ヒルズ 12勝(26・3%)
7 吉澤ステーブルEAST 11勝(25・4%)
8 グリーンウッド・トレーニング 9勝(17・2%)
9 宇治田原優駿ステーブル 8勝(13・1%)
10 阿見トレーニングセンター 6勝(10・2%)
※競馬サイト「馬トク」からのデータ