古川奈穂騎手は阪神、東京で計4鞍に騎乗 継続騎乗のステイブルアスクは「雰囲気がすごく良かった」

 古川奈穂騎手=栗東・矢作芳人厩舎=は今週の土曜日に阪神、日曜日に東京で計4鞍に騎乗する。

 土曜の阪神では10Rのステイブルアスクは期待が高まる。取消明けだった前走でも2着と好走。今回は中1週と間隔は詰まるが、引き続き、最も実績ある阪神が舞台だ。「いつも使うときは中2週でしたが、馬の状態は変わりません。追い切り後も競馬前の体重を維持できています。いい感じの加速でしまいまで走れて、雰囲気がすごく良かったです」と今度こそ勝利へ導くつもりだ。

 4Rのレイジングスラストはゲートで感触を確認。「出はそんなに速くなかったですが、そこからの加速、反応が良かったです。追い切りでも徐々に動けるようになっていると聞いています。体力を生かして粘り込むのが理想ですね」と4キロ減も生かした積極策を思い描く。7Rのクールココナヒメは「前走は休み明けで骨折明け。坂の手前まで踏ん張っていましたが、前に馬が入ったりしてスムーズさを欠きました。大きく負けてないかなと思います」と叩き2戦目で前進を見込む。

 東京7Rのアスクビックスターは6月に3馬身半差の圧勝で現クラスへ導いている。今回は約3か月ぶりの実戦だが、乗り込みは入念。「能力はここでも通用すると思います。帰ってきてから北海道の疲れでなかなか状態が上がらず、1週延ばしましたが、今週の追い切りで上向いたとスタッフの方が言っていました。能力はあるのでふわふわしながらでも前に行って粘り込めるのが理想かなと思います」と地力に期待を寄せていた。

 【土曜阪神】

4R・レイジングスラスト(牡2歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ロゴタイプ)

7R・クールココナヒメ(牝3歳、栗東・松下武士厩舎、父パイロ)

10R・ステイブルアスク(牝4歳、栗東・矢作芳人厩舎、父オルフェーヴル)

 【日曜東京】

7R・アスクビックスター(牡3歳、栗東・矢作芳人厩舎、父キングカメハメハ)

古川奈穗騎手
古川奈穗騎手

最新記事

さらに表示
ニュース検索
馬トク SNSアカウント
  • X (旧Twitter)
  • facebookページ
  • Instagram
  • LINE公式アカウント
  • Youtubeチャンネル