阪神11R・エリザベス女王杯・G1・馬トク激走馬=ウインマリリン
前走の札幌記念は3着。1着ジャックドール、2着のパンサラッサは続く天皇賞・秋で4、2着と好走している。
1週前は美浦ウッドチップでマイルCSを目指すシュネルマイスターと併せ馬。追走し、内に入った直線でしっかり脚を使って5ハロン69秒0―11秒5と切れた。3年連続の挑戦で過去2度は「肘腫」という肘の症状がある状態で4、16着。今年は患部を気にせず調整を積めており「出来に関しては雲泥の差。今回が1番いい。G1を勝てる器の子だと思っています」と手塚調教師は期待を込める。
6日に美浦から栗東に移動し、9日のウッドチップで軽快な動き。追い切りの反動はなく、抜群の気配を保っている。輸送で体が細くなるタイプも、宝塚記念時同様の早め輸送、滞在で打てる手は打ってきた。悲願のG1制覇へ、名手レーン騎手にあとは全てを託す。