2022年度JRA賞の授賞式が30日、東京で行われた。デビュー19年目で初めてリーディングを獲得し、史上4人目の騎手大賞に輝いた川田将雅騎手=栗東・フリー=は、「日本人騎手として、JRA生え抜きの騎手として、僕がJRAのリーディングを取り返したいという思いでやらしていただきましたので、やっとここにたどり着くことができたこと、本当にありがたく思います」とかみしめた。
川田騎手は昨年143勝を挙げてリーディングトップに輝き、最高勝率騎手(25・9%)、最多賞金獲得騎手(31億5709万1000円)も含めて3部門を独占した。「この重荷をおろさせていただきまして、もう少し伸び伸びと楽しく仕事をしていけたらなと思っておりますが、僕に与えて頂ける仕事をこれからも一つ一つ精いっぱい全うしていきたいなという思いです」と抱負を語った。