2022年度JRA賞の授賞式が30日、東京都内で行われた。昨年の桜花賞、オークスと牝馬2冠を制して最優秀3歳牝馬に選出されたスターズオンアース(牝4歳、美浦・高柳瑞樹厩舎、父ドゥラメンテ)の陣営はセレモニーの壇上で、今年の初戦として大阪杯・G1(4月2日、阪神・芝2000メートル)に出走することを明かした。さらに降壇後には、今秋の凱旋門賞・仏G1(10月1日、パリロンシャン競馬場)挑戦プランを表明した。
社台レースホース・吉田哲哉代表は「まずは大阪杯で古馬と初対決して、その結果をみて今後を決めたい」と話していたが、香港などへの海外遠征の可能性を口にした上で、「もちろんヨーロッパにも行ってみる価値はあると思います。(凱旋門賞も)候補には入ってきます」と、登録の方向で考えていることを明言した。