日本由来と思われる珍名馬が、海外の競馬サークルで注目されつつある。地元UAEのミミカクシ(牝3歳、S・ビン・ガデイヤー厩舎、父シティオブライト)が現地時間17日にUAE・ドバイのメイダン競馬場で行われたUAEオークス・G3(ダート1900メートル)を制覇。UAE1000ギニーに続く勝利で今後の動向が注目されている。
バルザローナ騎乗のミミカクシは2番手の好位を確保。直線に入ると逃げたアーミープリーズとの一騎打ちになったが、残り200メートル手前で突き放しにかかり、1馬身1/4差で勝利を手にした。勝ち時計は2分0秒02。この勝利でケンタッキーオークスの出走権を得られるポイントランキングでトップ(50ポイント)に立った。
米国の競馬専門メディア「ブラッドホース」では、S・ビン・ガデイヤー調教師のコメントを紹介している。「(UAE)ダービーとケンタッキーオークスにどんな馬が出るかを確認する必要がある。ミミカクシと(ドバイで走っている)牡馬との間に大きな違いは見られない」と、UAEダービー・G2(3月25日、メイダン競馬場・ダート1900メートル)参戦も示唆。そのレースには、日本からコンティノアール、ゴライコウ、デルマソトガケ、ドゥラエレーデの4頭が参戦を表明している。
⭐️ Mimi Kakushi - what a star for Salem bin Ghadayer & @mickaelbarzalon
— Dubai Racing Club (@RacingDubai) February 17, 2023
🏆 UAE Oaks
🏆 UAE 1000 Guineas
She produces a brave performance to complete the Oaks-Guineas double at Meydan#DWCCarnival | #DWC23 | #RacingDubai pic.twitter.com/r2Zz6qqzyJ