【ドバイ・シーマC】ウインマリリンはWコースでラスト11秒4マーク ウインカーネリアンと豪華併せ馬

Wコースで追い切ったウインマリリン(左)とウインカーネリアン(右)(カメラ・荒牧 徹)
Wコースで追い切ったウインマリリン(左)とウインカーネリアン(右)(カメラ・荒牧 徹)

◆ドバイ・シーマクラシック・G1(3月25日、メイダン競馬場・芝2410メートル)追い切り=3月9日、美浦トレセン

 昨年暮れの香港ヴァーズを制したウインマリリン(牝6歳、美浦・手塚貴久厩舎、父スクリーンヒーロー)は、同日に行われるゴドルフィンマイル・G2(ダート1600メートル)に出走予定のウインカーネリアン(牡6歳、美浦・鹿戸雄一厩舎、父スクリーンヒーロー)とWコースで豪華な併せ馬を敢行した。

 追い切りはマリリンが3馬身先行してスタートした。テンから回転のいいフットワークで加速すると、大外を回りながら直線は内に潜り込んだカーネリアンと追い比べになったが、わずかにカーネリアンが前に出てフィニッシュ。時計は5ハロン65秒9―11秒4を計時した。

 手塚調教師は「遅れたけど相手が動きすぎたね。こちらも躍動感があっていい動きでした。馬が自信を持っていてイクイノックスとかダノンベルーガと一緒にいても雰囲気はヒケを取らないですよ。検疫も2回目なので落ち着いています」と手応えを伝えた。

 一方のカーネリアンは5ハロン65秒0―11秒2をマーク。手綱を執った三浦皇成騎手は「最後の1ハロンでしっかり負荷をかけられた。抱えたまま動かせたし、いい状態です」と出来の良さを強調した。

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