◆クイーンエリザベスS・豪G1(4月8日、ランドウィック競馬場・芝2000メートル=11頭立て)
日本から遠征したユニコーンライオン(牡7歳、栗東・矢作芳人厩舎、父ノーネイネヴァー)は5着に終わった。矢作厩舎は2019年のリスグラシューによるコックスプレート以来となる豪州G1・2勝目を、当時と同じダミアン・レーン騎手=オーストラリア=とのコンビで狙ったが、快挙はならなかった。トム・マーカンド騎手が騎乗した英国馬のドバイオナー(セン5歳、ハガス厩舎、父プライドオブドバイ)がG1連勝を飾った。
ユニコーンライオンは矢作師が英国タタソールズのセールで85万ギニーの高値で競り落としたアイルランド産馬。5歳春に本格化し、鳴尾記念で重賞初制覇を飾った後、続く宝塚記念でも2着に入った。その後、爪の不安で生死の境をさまよった時期もあったが、1年以上の休養から昨夏復帰。今年は京都記念7着後、南半球に矛先を向けたが、その決断は実らなかった。
日本馬はこのレースに5頭目の参戦。19年クルーガーの2着が過去最高着順で、今回は20年ダノンプレミアム(3着)以来の参戦だった。
It was the race we had been waiting for and it lived up to the hype.
— Australian Turf Club (@aus_turf_club) April 8, 2023
Dubai Honour wins for @WilliamHaggas and @TomMarquand and gives them both their 3rd win in the @Longines Queen Elizabeth Stakes at #RoyalRandwick. 👏 pic.twitter.com/XQM32KYdNU