【函館5R・2歳新馬】ロータスワンドが初陣V 兄姉に続く函館2歳S勝ちへ中竹調教師「三匹目のどじょう狙いたい」

ロータスワンド(左)が逃げ切り勝ち(カメラ・高橋 由二)
ロータスワンド(左)が逃げ切り勝ち(カメラ・高橋 由二)

 6月11日の函館5R・新馬(芝1200メートル=11頭立て)は兄、姉に重賞ウィナーを持つロータスワンド(牝2歳、栗東・中竹和也厩舎、父ロードカナロア)が逃げ切りデビュー勝ちを飾った。次走は函館2歳S(7月15日、函館)に向かう予定。兄ビアンフェ、姉ブランボヌールも制したゆかりの深いレースで、同一重賞3頭目のきょうだい制覇を目指す。勝ち時計は1分10秒2(良)。

 好スタートを決めすんなりとハナへ。楽な手応えで直線を向くと、最後までしっかりとした脚取りでゴール板を先頭で駆け抜けた。重賞3勝をマークした兄の主戦を務めた藤岡佑介騎手=栗東・フリー=は「血統的にも期待されている。いい結果で終われて良かった」とホッとした表情。「ビアンフェに似ている部分が多くて、懐かしく思いながら乗っていました」と白い歯を見せた。兄、姉も管理し函館2歳Sを制した中竹調教師は「三匹目のどじょうを狙いたいですね」と力を込めていた。

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