6月10日の函館5R・新馬(芝1000メートル=11頭立て)は、単勝1・7倍の支持を集めたスカイキャンバス(牝2歳、美浦・武井亮厩舎、父ファインニードル)が逃げ切り、2馬身半差でデビュー勝ち。函館の2歳馬一番星を飾った。勝ち時計は57秒5(稍重)。
好スタートを決めるとハナを主張し、4コーナーで後続に並ばれかけたところでエンジン点火。あとはメンバー最速タイ34秒2の脚で差を広げる一方のワンサイドゲームで押し切った。「想像以上に強かったですね。ケツムチを一発も叩かなかった。まだまだ上を目指せると思います」と横山武史騎手=美浦・鈴木伸尋厩舎=も高評価。武井調教師は「スピードがありますね。ジョッキーも『1200メートルもいけそう』と。函館2歳Sに向けてという感じになりそうです」と今後の見通しを明かした。