【アイビスSD】ジャングロが復帰戦に向け坂路で50秒7 陣営「これだけ空いている割には動けるかな」

ジャングロ
ジャングロ

◆第23回アイビスSD・G3(7月30日、新潟・芝直線1000メートル)1週前追い切り=7月21日、栗東トレセン

 左前脚捻挫で昨年のセントウルSを回避し、長期休養していたジャングロ(牡4歳、栗東・森秀行厩舎、父モアザンレディ)がアイビスSD・G3で復帰する。この日、22年NHKマイル(7着)以来約1年2か月ぶりの実戦に向けて1週前追い切りを行った。

 アドバンスファラオ(3歳1勝クラス)と併せ、坂路で50秒7―12秒3の好時計をマークした。「1年空いているのもあって、反応はもっさりしていました」と村上助手。それでも「これだけ空いている割には動けるかな。後ろでしっかり我慢できていました」と折り合い面で不安はない様子だった。

 在厩期間は長く、冬場は脚元を考慮してプールで調教。4月からじっくり乗り込みを重ね、慎重に立ち上げてきた。今回は初の直線競馬。同助手は「1000メートルで馬が戸惑うと思うので、そこがどうか。(脚元は)今のところ大丈夫」と好走を願った。

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