◆第43回新潟2歳S・G3(8月27日、新潟馬場・芝1600メートル)=8月21日、美浦トレセン
東京のデビュー戦で上がり3ハロン最速となる33秒3の末脚で差し切り勝ちを決めたアスコリピチェーノ(牝2歳、美浦・黒岩陽一厩舎、父ダイワメジャー)が、連勝で重賞Vへ順調な調整過程を踏んでいる。
20日はウッドコースで4ハロン55秒7―1ハロン12秒7をマーク。キビキビしたフットワークで体の張りも目立つ。
黒岩調教師は「精神面の高ぶりを心配したが、オンオフがしっかりしているし、体も大きく見せている」と成長ぶりを実感。
1400メートルのデビュー戦から、今回は1600メートルに距離延長となるが「1週前追い切りは道中で我慢が利いていたし、仕掛けてからしっかり反応していた。外回りのマイルは合いそう」とさらなるパフォーマンスアップへ期待を寄せた。