18年のオークス4着を最後に、脚部不安で志半ばで引退したレッドサクヤ(栗東・藤原英昭厩舎、父ディープインパクト)。その初仔、イルデポート(牡2歳、栗東・杉山佳明厩舎、父ハービンジャー)が、10月15日京都5R(芝1800メートル、外回り)でデビューを予定している。
6日は、レースでも騎乗予定の松山弘平騎手を背に栗東・CWコースでアルピニスト(2歳未勝利)を3馬身追走し、67秒0(6ハロン83秒8)―11秒8で4馬身先着した。杉山佳調教師は「夏前にゲート試験を受からせて、社台ファーム(北海道)で成長を促しました。戻ってきてからも至って順調です。まだ緩さはありますが、折り合いもつきますし、ジョッキーの感触も良く、初戦から楽しみにしています。軽い走りで、芝の実戦に行って切れ味を発揮しそうです」と期待を寄せた。460キロ。