10月7日の京都3R・2歳未勝利(芝2000メートル=6頭立て)は、岩田望来騎手が騎乗した1番人気エルフストラック(牝、栗東・中村直也厩舎、父カリフォルニアクローム)が4コーナー2番手から早めに先頭に立ち、後続との激しい追い比べを制して初勝利を飾った。勝ち時計は2分2秒3(良)。
少頭数ながらも、直線の攻防には見応えがあった。抜け出してからもしっかりとゴールまで脚を伸ばし、追いすがる2番人気の2着馬ヘザルフェン(横山典弘騎手)を首差退けた。そこから3/4馬身差の3着は3番人気のショウナンハウル(西村淳也騎手)。3連複は260円、3連単も1050円と堅い決着となった。
岩田望来騎手は「きょうは向こう正面でもリラックスして走れました。早めに先頭になりましたが、最初はフワッとしたけど2着馬が来てからしぶとく伸びてくれた。いい勝ち方ができたと思います。カッとなりやすい馬ですが、レースだと落ち着いてくれます。こういう感じで走ってくれたら」と笑顔だった。