JRAはジャニーズタレント起用について「総合的に判断して決定」 定例会見で見解表明

 JRAは10月16日、関東定例記者会見を行い、ジャニーズ事務所の性加害問題について言及した。過去には年間プロモーションキャラクターとして、元SMAPの木村拓哉(98、99年)、当時所属だった中居正広(05、06年)ら、多くのタレントを起用していた。

 清水靖博プロモーション担当理事は会見で「人権尊重、ハラスメント及びコンプライアンスの観点から許容しがたいものであると考えている」と言及。今後の同事務所タレントの起用については「さまざまな問題解決に向けた取り組みの推移を見極めつつ、JRAのブランド向上に資するか、またお客様に喜んで頂けるのか総合的に判断したうえで、決定していきたいと考えています」と説明した。

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