【岩田康誠の熱血!!競馬道】プリュムドールの操縦性を生かし、初タイトルへ導きたい

アルゼンチン共和国杯でコンビを組むプリュムドール
アルゼンチン共和国杯でコンビを組むプリュムドール

 ノースブリッジで挑んだ天皇賞・秋は10着でした。最内枠から思った通りのレース運びはできたのですが、直線では何の見せ場もなく…。正直、今回は現状での力差を痛感しました。この完敗を何とか今後につなげたい。

 その前日のスワンSはロータスランドで3着。初めてコンビを組んだ今年の京都牝馬Sと同じ大外枠でしたが、うまく内へ入れましたし、しまいまでしっかり脚を使ってましたね。いい状態に仕上げてもらったこともありますが、6歳牝馬でもまだまだやれそうです。

 今週は土曜に京都、日曜に東京で騎乗します。アルゼンチン共和国杯はプリュムドール。先週から2週連続で調教に乗り、感触を確かめました。長距離輸送が控える今週は軽めでしたが、動き自体はよかったです。11か月ぶりの実戦ですが、久々という不安は感じません。

 2度のコンタクトで印象に残ったことは「乗りやすさ」。ステイヤーズS2着など、ここ2戦が長丁場で結果を出していることも納得です。今回は2500メートルになりますが問題はないでしょう。この操縦性を生かし、初タイトルへ導きたいですね。(JRA騎手)

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