【岩田康誠の熱血!!競馬道】霜月Sのメイショウダジン2キロ減って前走のような競馬ができれば

先週、JRA年間100勝を達成した岩田望来騎手(左)。後ろでプラカードを持つ父親の岩田康誠騎手
先週、JRA年間100勝を達成した岩田望来騎手(左)。後ろでプラカードを持つ父親の岩田康誠騎手

 エリザベス女王杯のイズジョーノキセキは8着でした。ゲートで出遅れ、道中は後方からの追走。あれがすべてでした。少しかかる面がありましたが、直線はしっかりと伸びただけに悔やまれます。すでに16日から調教を再開しており、乗った感触は良かったです。何とか力を出し切り、タイトルをもう一つ―。一緒に頑張っていきます。

 そのG1デーは京都7Rで息子の望来が2年連続のJRA年間100勝を達成しました。真っ先にプラカードを持って、ウィナーズサークルへ行きましたが、うれしいものですよ。年間100勝は誰もが到達できるものではないし、昨年から継続したことに大きな意味があります。重賞などのビッグレースだけでなく、こういう積み重ねの数字も周囲の信頼を得ることにつながりますからね。今後も続けてほしいです。

 今週は土曜に京都、日曜に東京で騎乗します。霜月Sはメイショウダジン。前走は1年ぶりの騎乗でしたが、以前と変わらない素直な馬でイメージ通りの競馬はできました。今回は斤量が2キロ減で58キロ。前走のようなレースから最後の踏ん張りが増してくれれば、と思っています。(JRA騎手)

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