今週、アドマイヤジュピタが天国へ旅立ったことが発表されました。08年の天皇賞・春を一緒に勝たせてもらった大切なパートナー。どんなレースでもできる馬で、本当に長丁場が合っていたと思います。レース後には近藤利一オーナーや友道康夫調教師が泣いている姿に、盾の“重み”を感じたもの。実は引退後も北海道で何度か会いに行っていて、昨夏も元気そうな姿にホッとしていたんですが…。本当に残念です。
今週のチャレンジCはイズジョーノキセキに騎乗します。前走のエリザベス女王杯は痛恨の出遅れが全てでした。しっかりと仕上げた大一番の後になりますが、状態は維持できています。今週の追い切りもサラッと、気持ちよく走らせることに主眼を置いた調整。何とか道中でうまくタメを利かせ、最後の決め脚を引き出したい。ベストの騎乗で復活へ導きます。
日曜日も阪神で騎乗。ギャラクシーSのメイショウウズマサは具合が良さそうです。前走は1年2か月ぶり。今回は最も実績がある7ハロンへの短縮ですし、一発を狙っていきます。(JRA騎手)